2006年 08月 29日
おばあちゃんの家 |
都会育ちの7歳の男の子が、耳の聞こえない、そして話すこともできない
田舎暮らしのおばあちゃんの家に預けられて、心を通わせていく話です。
簡単に言ってしまえば、こんな話ですが、おばあちゃん子の私にとっては、
もう他の追随を許さない超名作。
おばあちゃんの孫を想う気持ちに、自分の祖母の姿が重なり、
映画のストーリーと私の思い出がシンクロして、だんだん心が苦しくなってきてしまいました。
私は、祖母が大好きだったから、サンウのようにいたずらなんてしたことはなかったけれど、
それでも祖母が買ってくれた桃色のTシャツを嫌がったこと
(ピンク=女の子というのが嫌いな年頃でした。)や、
祖母が亡くなる前の晩、「おやすみ」と、祖母が言ってくれたのに、
なぜか私は妹と大喧嘩をしている真最中で、
ちゃんと顔をみて返事ができなかったことが無性に悔やまれました。
今でも、落ち込んでいるとき、真っ先に話を聞いてもらいたいのは、
友達でも、夫でもなく、母でもなく、無条件に
見方をしてくれたおばあちゃんだったりします。
こう書いているうちにも涙が出てきてしまいました・・・。
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by moco-moco-moco-n
| 2006-08-29 21:39
| 2006年に見た映画